- Pasar Seni Station
- Restoran Aniepha
- KM CHALET
- Nさんの結婚披露宴 at Hさんのご実家
- Hさんご実家からChaletへの道
- マラッカ海峡
- マラッカへ
- セントポールの丘
- 古城鸡粒饭でチキンライスボール
- Jonker Street
- Jalan Tokong
Pasar Seni Station
Paser Seni駅からおはようございます。6時半近いのにまだ暗いKL。
ここからKL Sentralへ出て再びコーチで空港へ。昨日夜にタイからKLに移動していたAさんと空港で落ち合い、今日はレンタカーを借りてMelaka州へ向かいます。
レンタカーカウンター周辺をウロウロしていた猫。
寄ってくるかと思うとすっと向こうへ行くツンデレタイプ。スタッフさんに愛されている模様。
今日から2日間、よろしく。
南下。
Restoran Aniepha
ヌグリスンビラン州の小さな街で朝ごはん。
ビュッフェスタイル。
こういう何気ない食堂の朝ごはんが好き。シンプルだけど美味しい。
猫がたくさんいた。この子はお母さんかな。子猫もうろちょろしていて可愛かった。
せっかくなのでテタレもいただいた。
店の前にはウォーターサーバー。
目的地へ向かって再び移動開始。iPhoneの記録によればこの辺りはPort DicksonのPasir Panjangという小さな街らしい。
KM CHALET
11時ごろにKampung Kuala Linggiに到着。iPhoneをナビ代わりにしていたので道中の写真が殆どないのが残念。
この日こちらへやって来たのはNさんとHさんの結婚披露宴に参列させていただく為。まずは今日のお宿 KM Chaletへ向かう。
海沿いの小さな田舎町。この明るくのどかな光景に一瞬で魅了されてしまった。
あれ、宿の写真もない…。海の目の前にある、シンプルで居心地の良い宿だった。とりあえず荷物を置いて昨日買ったばかりの服に着替えている間に、Hさんの弟さんが車で迎えに来て下さった。この宿もHさんとNさんが確保してくださっていて新郎新婦に何から何までお世話になる。
Nさんの結婚披露宴 at Hさんのご実家
Nさんが嫁ぐHさんのご実家に到着。
庭に設置されたテントの中で既に宴は始まっていた。
お食事はビュッフェスタイル。
私たちもさっそくお振舞いをいただく。
甘酒のような味がして美味しかった伝統スイーツ。
賑やかに、そして大らかに晴れの日を祝う人々。
近隣からバイクに乗ってくる方も多い模様。
実はここで新郎新婦入場のパレードがあるのだけど、はてなは動画がUPできないのよね…。
パレードの最後尾はコンパンと呼ばれる楽隊。近隣や親戚のお子さんたちだろうか。
パレードの後、着席した新郎新婦の前で伝統的護身術のシラットが披露される。
新郎のHさんと新婦Nさん。煌びやかな赤の衣装がとても似合っていて見惚れてしまった。マレーシアの披露宴ではこのように新郎新婦が1日「王様と王妃様」になるのだそう。いいなあ、王妃様。私もなってみたい…(こらこら)。
再びお食事タイム。楽しそうにはしゃぐ子どもたちの声が聞こえてくる。みんなニコニコと楽しそうで堅苦しさは一切ない。
自由に席を立って追加のお振舞いをいただいたり、お喋りに花を咲かせたり。この時にHさんご兄弟のお子さんと思われる男の子が、はにかみながら私たちにアイスクリームを持ってきてくれて、そのかわいさにやられてしまった。
新郎新婦用のテーブル。
華やかなウエディングケーキも。
新婦のNさんがこちらに笑顔を向けてくれた。
新郎のHさんもやってきた。ふたりとも本当に赤がお似合い。
弾けるような笑顔。
親族の方たちとの記念撮影。
新郎新婦の周りにはご親戚や親しいお友達が集まり、お喋りをしたりお料理をいただいたり。
みんなが思い思いにこの幸せな時間を過ごしながら祝福するマレーシアの大らかな披露宴。素晴らしいなあ。
青い空に白いテントが映える。
眩しい太陽の下、明るく華やかに行われたとても素敵な披露宴だった。列席させてくれてありがとう、HさんNさん!
マレー式の披露宴はとても大らかで、出入りが自由。近所の人がふらっと入ってきて祝っていく事もあるそう。
この日、バイオリズム的にちょっと体調が不安だった私は少しだけ先にお暇させていただいた。
Hさんご実家からChaletへの道
宿までへの道をのんびりと歩いていく。
マレー式のお宅。
坂道の向こうに見える海。時間の流れが止まっているかのような午後。
帰り道のすぐ脇にあって「なんだろう」と気になったので写したこちら。後でNさんご夫妻に「イスラム式のお墓」だと教えていただいた。イスラム教ではこのように家の近くやモスクの裏にひっそりと埋葬される事が多いのだそうだ。*1
マラッカ海峡
宿の目の前はマラッカ海峡。
たまらんね。
小さいバナナのようなものが幹にびっしりと生えていた木。
自販機には菊茶やココナツジュースなど。
スナックの自販機もある。
この海沿いのカフェでお茶をしたかったのだけど、この日は既にイベント準備が始まっていて叶わず。
マレーシアには、親戚一同が集まって休暇を過ごす「ファミリーデー」なるものがあるそうだけど、どうやらこの日はこのビーチで何組かのファミリーデーが行われていたらしい。
マラッカへ
宿で一休みしている間にAさんも会場から戻って来た。そして、SNSでお見かけはしていたものの、面識のなかったYさんとここで初めましてのご挨拶。せっかくなので夜は皆でマラッカへ行く事に。
Yさんは私の古代史オタク心を理解してくださったりと、初めましてとは思えないくらい話が弾み、楽しい道中となった。
もっとたくさん面白い景色があったはずなんだけど撮れてない…。
到着。停めやすいんじゃないかという事でAさんYさんが教えてくれたマコタパレードというショッピングセンターの地下駐車場へ。その一画にあった祠。
外で出たら夕暮れ時。
派手派手トライショー。
セントポールの丘
きれいな夕焼けが見られそうだったのでセントポールの丘へ。
めちゃくちゃ高い壁の上でお昼寝している猫がいた。うん、そこなら誰にも邪魔されることのないだろうね。
それでは刻々と変わる空の色をお楽しみください。
停留する船も見える。
後ろにはセントポール教会。
ベストショットはこれかな。タワーが邪魔だけど。
髪の毛ふさふさのフランシスコ・ザビエルさん。
お腹が空いてきたのでそろそろ夕ご飯を。
この派手派手トライショーも、以前は色とりどりの花で飾ったりと、もう少し趣のあるものだったらしいけど、今はアナ雪やピカチューなどの電飾&スピーカーで騒々しいったらない。そしてそれらが何台も続いてやって来るのでエレクトリカルパレードもびっくり。
古城鸡粒饭でチキンライスボール
丸めたご飯がついてくるチキンライスがマラッカ名物だという事でそちらのお店へ。この辺りはYさんもAさん、おふたりとも詳しいのでお任せする。
どこで食べても間違いない煮卵。
チキンも柔らかくて、んまー。もやし(こちらではタウゲというらしい)すらも、んまー。
これが名物ライスボウル。おにぎりみたいなものやね。
メニュー名は忘れちゃったけど、たぶん酸梅湯。
酸っぱ甘じょっぱくて、美味しい。中には梅干も入っていた。
この後、人生初の臭豆腐も食べたのだけど写真なし…。確かに臭いけど、食べられないというほどではなく、むしろ「くさや」などが好きな人は気に入るのでは。
Jonker Street
両脇に歴史ある建物が並び、ナイトマーケットも出るJonker Street。
タイルが美しい建物。
ゆっくり見て歩きたいけど、竹下通りですか?というような大混雑(例えが古い)。以前も人気の場所だったけど。マラッカが世界遺産に登録されるまではここまでの人出ではなかった、とYさんもAさんも仰る。
Jonker Streetの突き当りにはステージが。カラオケ大会のようなものが行われていた。
Jalan Tokong
Jonker Streetからひとつ裏に入ったJalan Tokongにも歴史的な建物が並ぶ。でも、ひとつ道を隔てただけで、さっきまでの喧騒が嘘のように人が少ない。ここにはマーケットが出ていないからかな。
マレーシア最古の仏教寺院だという青雲亭。海軍大将だった「鄭和」を讃える為に建てられたからか船のマストのようなポールが。
ここも何やら由緒ありそうな榮陽堂。
風鐸?
カンポン・クリン・モスク。
マラッカの街中を流れる運河。
今日も月がきれいですね。
水面に映る灯りが美しいのだけど…
後ろを振り返るとエレクトリカルトライショーで埋め尽くされているオランダ広場。騒々しいのでそそくさと抜け出す。
マコタパレードまで戻って来た。今日の内にKLに戻らないといけないYさんとはここでお別れ。楽しい時間をありがとうございました!次はもっとゆっくりお話ししたいです!(その後、2020年2月に日本でお会いできました)
Aさんと私と連れは再び車で宿に戻る。途中コンビニへ寄ったり、そのコンビニ前の駐車場をうっかり逆走したりしながらも無事宿へ。
部屋に戻る前にAさんと散歩した海辺でみつけた落書き。
心地よい海風に吹かれた後は翌日に備えてそれぞれの部屋へ。周囲からは真夜中過ぎまでファミリーデーで盛り上がるカラオケの音が響いていたけど、うるさいと思うどころか、楽しそうな歓声に逆に安心感を覚えつつ就寝。
※ このページの写真は全てNさんご夫妻にご確認いただき、掲載のご了承をいただいています。NさんHさんありがとうございました。
*1:イスラムの死生観ではお墓は禁忌ではないというお話もおふたりに伺ったので、問題ない事を確認した上で掲載させていただきました